小高い丘の上の、赤い屋根と白い壁が目印。「こなひきのゴーシュ」は、絵本から飛び出してきたようなかわいらしいパン屋さん。岩手県産の南部小麦と、地元「ウレシパモシリ農園」の自然卵を使い、酵母にもこだわって作られるパンは「おいしい」と評判で、開店直後からお客さんが次々やってきます。
中でも人気No.1なのが、油揚げを挟んだ「キツネサンド」。「パンと油揚げ…?」と思うかもしれませんが、食べたらきっと納得します。ふんわりしたパンに包まれた、甘辛い油揚げと海苔、ゆでたまご、キャベツのハーモニーが絶妙で、ペロッといけてしまうおいしさ。人気No.1になるのがわかります。
もともとは、花巻市東和にあったお豆腐屋さん「吾助堂」の油揚げに感動し「この油揚げが主役のパンを作りたい」と思ったのがはじまりだそう。吾助堂の閉店に伴い一度姿を消してしまいましたが、ファンの声に押され復活。今は、国産大豆とにがりのみを使い、圧搾一番搾りのなたね油で揚げた油揚げを、神奈川のお豆腐屋さんから取り寄せています。
店内にはイートインスペースがあり、コーヒーや紅茶、自家製ジンジャーエールなどの飲み物もオーダーできます。店内の雰囲気も、窓から見える田園風景も素敵で、童話の世界にいるみたい……。忙しない日常からひととき離れて、ゆったりとした時間を過ごせますよ。
キツネサンド…330円
カフェ(コーヒー)…380円
なんともめんこい、絵本さ出てくるようなパン屋さんだなあ。どのパンもうんめえって評判だども、中でも人気なのが「キツネサンド」なんだど。
パンと油揚げの組み合わせは、ぺっこ(ちょっと)変わってるんども、食べてみるとたいした(すごく)うんめくて、やみつきになるっけ〜。