花巻東西番付

「ゆべし」とは、東北地方の素朴な餅菓子。醤油を使った甘塩っぱい味付けで、多くは刻んだくるみやすりゴマが入っています。ちなみに西日本にも「柚餅子（ゆべし）」と呼ばれる郷土菓子がありますが、こちらは柚子を使った全く別物なのだそう。

今回紹介する「ゴマ胡桃ゆべし」は、老舗菓子店「賢治最中本舗 末廣」が、花巻南温泉郷にある「志戸平温泉」のオリジナル商品として作っているもの。とにかく黒ゴマが濃厚で真っ黒！ やわらかくモチモチした食感と、香ばしいくるみとのバランスが絶妙で、ついつい「もうすこし食べたい…」と手が伸びてしまいます。

「とにかくゴマをめいっぱい感じるお菓子にしたかった」と笑うのは、賢治最中本舗の３代目・高橋隆悦さん。黒ゴマは、風味と香りを最大限に引き出すため、ペースト状にしたものと、すりつぶしたものの２種類を使用。もっちりした生地はとても柔らかく、くるみのカリッとした食感がアクセントになっています。発売から10数年経った今も、不動の人気を誇る逸品。ぜひ味わってみてください。

ゴマ胡桃ゆべし（5個入り徳用パック） 500円（消費税込み）
ゴマ胡桃ゆべし（7個入り箱詰）      880円（消費税込み）
ゴマ胡桃ゆべし（12個入り箱詰）    1300円（消費税込み）

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製造元／賢治最中本舗 末廣　岩手県花巻市大通り2丁目7-13
0198-21-1500