「ハコショウ食品工業」は、100年以上にわたり、醤油・味噌の醸造、漬物などの製造を手がける老舗の食品会社。昔ながらの醤油・味噌と、地元産の新鮮な農産物を使った漬物は、岩手・花巻の人はもちろん、県外からお取り寄せするリピーターがいるほど人気です。
その中でも、ハコショウの代表作とも言えるのが「呑んべえ漬」。今からおよそ40年前、お酒好きだった5代目が「酒に合う肴を開発しよう」と、大量の唐辛子とともにきゅうりを漬け込んだところ、とっても辛い、だけどお酒好きにはたまらない味わいの漬物ができたのだとか。「辛すぎる」という苦情もあったそうですが「10人のうち、1人が2人が美味しいと思ってくれればいい」と、販売を開始。「これぞ呑んべえのための漬物だ!!」ということで「呑んべえ漬」と名付けられ、長く愛され続けるベストセラーになりました。
その後、激辛の「辛MAX漬」、辛さ控えめの「甘辛大根」など、辛さのレベルが違う商品が続々登場。酔っ払ったお父さんがぶら下げてくるような、手土産風パッケージもユニークで、2019年にはグッドデザイン賞を受賞。特に、食べ比べできる「利き辛」シリーズはお土産におすすめ。ぜひ、花巻のお酒と一緒に味わってみてください。
唐辛子がビリっと効いた「呑んべえ漬」シリーズの3品が食べ比べられるセットだど。酒っこなんぼでも呑まさる(呑んでしまう)な〜。
酒っこだけでねぐ、ご飯さもよぐ合うよ。呑んで帰ってきたとど(父さん)のみやげっこみたいな包みも、おもしぇえ(面白い)なあ!