花巻市の東に連なる北上高地の最高峰で、古来より「神が宿る」と崇められてきた早池峰山(はやちねさん)。その麓に広がる大迫(おおはさま)地域はぶどう栽培が盛んで、ワインの里としても知られています。
ワインといえばチーズ。大迫には、とびきりおいしいチーズもあるんです! それが、大迫チーズ生産組合の「早池峰醍醐(はやちねだいご)」。チーズを作り続けて45年という、組合長の伊藤行雄さんが手がけるチーズは、ミルクの風味が濃厚。お醤油などの和の味付けにも合う、やさしい味わいが魅力です。
原料は、ホルスタインと、乳脂肪分の高いブラウンスイス種の生乳をブレンド。夜明け前(早い時は、なんと2時!)にタンクローリーで牛乳が届き、低音殺菌するところからスタート。一つ一つの工程が手作業で、種類によっては10時間以上かけてチーズが完成します。
モッツアレラ、ストリングス、カチョカバロなどレパートリーはありますが、タイミングによって作る種類が違うとのこと。さらに手づくりのため数量限定。「見かけたら迷わず即買い!」しても、後悔しないチーズです。
※左より モッツァレラチーズ 、ストリングチーズ、カチョカバロチーズ
「ブラウンスイス」っていうベゴ(牛)の乳を使って、全部手づくりしてるんだずもな。全国さリピーターがいるんだってよ
じゃじゃじゃ、たいしたもんだな〜(すごいなあ)! このチーズ、ワインさも合うんども、和食に合わせてもいがっけよ〜。