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モチーフも、質感も、 ほっこりかわいい花巻人形

花巻に昔っから伝わる土人形。素朴な雰囲気が優しくてホッとするな〜。おらえ(私の家)さも、代々受け継がれてる花巻人形飾ってらよ。

手作りだから、一つ一つ微妙に表情が違うのも味があるよな〜。色も鮮やかでめんこくて、お土産さも人気だどよ。オレもひとつ欲しいな〜!

京都の伏見人形、仙台の堤人形の流れを組み、江戸時代の後期に発展したと言われる「花巻人形」。素焼きの人形に彩色を施す「土人形」のひとつで、堤人形、山形の相良人形とともに「東北三大土人形」に数えられています。

赤や青などを使った鮮やかな色彩と、梅や桜などの花がよく描かれているのが花巻人形の特徴。立膝をついたダルマ(ダルマに膝があったのか…!)、鞠を抱えた招き猫などは、他の地域の土人形には見られない、独特なものだそうです。

桃の節句に飾られる雛人形、故事やその時々の世相をモチーフにした人形、無病息災の願いを込めたものなどたくさんの種類があり(1000種類とも2000種類とも言われています)、かつてはたくさんの作り手が活躍したそうですが、現在作っているのは「平賀工芸社」の平野恵美子さんただ一人。昭和30年代に一度途切れたものを、平野孫左衛門さん(義理の父)と息子の章一さん(夫)の手で復活させ、お二人が亡くなってからは、恵美子さんがその技術を引き継ぎました。

素朴で優しく、どこかユーモラスな魅力がある花巻人形。きれいな色使いなので、インテリアのアクセントにもなりそうです。こぢんまりとしたサイズのものも多く、旅の思い出に購入していく人も多いのだとか。干支をモチーフにしたものも人気で、毎年一つずつ集めているという人も。

来年(2020年)の干支を象った「とうがらしねずみ」「たわらねずみ」は、花巻人形定番のモチーフ。少しずつ色使いを変えているそうで、コレクター心がくすぐられます。

お問合せ先

  • 名称平賀工芸社
  • 連絡先0198-23-5658
  • 住所岩手県花巻市桜町3-68-23